2010年3月14日日曜日

Crucial Real SSD C300とTrim

話題の新製品、Crucial Real SSD C300ですが、販売が始まったことでベンチマーク結果を目にする機会が増えてきました。このため、初期速度については、多くの方が目にする機会が多いと思いますので、ここでは、目線を変えたテスト結果を書きたいと思います。実は、先日、Real SSD C300をちょっとだけ試用したときに、速度落ちのテスト以外にも、Trimについても短時間ながらテストしていました。その結果をレポートします。

テスト内容は、劣化状態のReal SSD C300内に記録されたファイルをすべて削除し、記録速度が購入時近くまで戻るかどうかを調べています。Real SSD C300が、IntelのX25-M(G2)のように、Trimで通知された論理アドレスを元にバックグラウンドで物理消去を行うタイプであれば、これで記録速度が初期状態近くに戻るはずです。Trimそのものは、受け取った情報をどのように使うかはメーカー次第となっているので、このような実験を行ってみました。

テストの手法は、前回記事でReal SSD C300の速度落ちをチェックしたときと同じです。まず、速度劣化した状態のReal SSD C300を強制的に作り出し、書き込んだファイルをすべて削除して、5分弱程度放置した後、HD Tune PRO 4.01のBenchmark(ブロックサイズ64KB)で速度を計測しました。また、テストは、すべてSecureErase後に行っており、Trimの場合は、SecureErase->劣化状態作成->ファイル削除->5分弱放置->ベンチマークという手順で行っています。

結果ですが、グラフをみれば解るように、全域が、ほぼ初期状態の速度に戻っているわけではないもののかなり部分が初期状態に戻っています(初期状態の速度は、PC WATCHを、劣化時の速度は、前回記事をご参照ください)。通常、Trimの情報を用いた物理消去は、バックグラウンドで行われると思いますので、全域が元に戻らなったのは、放置時間が足りなかった可能性も否定できません。しかし、これだけ初期状態の速度に戻っている部分があることを考えると、本製品も基本的に物理消去可能なところに関しては、物理消去をバックグラウンドで行っているとみて間違いはないと思います。


本ブログでは、何度も書いていますが、Trimは、あくまで情報を通知するだけなので、使い方はメーカー次第です。SandForceコントローラを採用したG-Monster2 SFV1のように今回と同じようなテストを行っても大きな変化が見られない製品もありますし、IntelのX-25M(G2)のようにほぼ初期状態まで記録速度が回復する製品もあります。Trimの使用法は、メーカーによってマチマチだと思いますので、今後もこのあたりの調査を継続して行きたいと思います。

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